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FC町田ゼルビア 0-2 ニューウェーブ北九州
相手はさすがに前年JFLで勝ち越した成績を収めているチームだけのことはある。強かった。実に骨太なチームだった。まさに完敗。 雨が交る強風が吹き荒れるピッチコンディション。ボールが流され、押し戻される状況下で「『止める、蹴る、走る』といった基本をいかに正確に継続してチームとして出来るか」の差がより明確に表れてしまった。 チームとしても、個人個人も、芯がぶれない。無駄な動きが無い。ミスが少ない。今季、上位に喰い込んでくるチームであることは間違いないだろう。 ゼルビアにとって不運だったのがFW勝又の離脱。試合前のアップ時に負傷し(見ていなかった)、担架で退場。スタメンは柏木に変更となってしまった。昨年、山腰との2トップでスピードとテクニックを武器に関東リーグを牛耳ったエースが欠けたことで攻撃力が大激減・・。チームにもショックが残っただろうし、柏木という途中交代のカードを失ったことも大きかった。 試合開始から攻守に明らかに硬さが見られるゼルビア。持ち前のダイレクトパスの交換も皆無で単調な攻撃に終始。判断も遅く、相手のプレスに潰されミスも連発。そして中盤でのパスミスからあっけなく先制点を献上・・。 1点差で乗り切れた風下の前半を耐え、風上に立った後半開始、パスが繋がり出し好機を作りだした約10分間の攻撃をモノにできないうちに再び流れは相手方に傾き、とどめのファインゴールを喰らって0-2・ジエンド。 まさにこれがJFLの厳しさ。現実を思い知らされた一戦となった90分。選手、サポーターともに・・。 ただ、まだ開幕2戦が終わったばかり。勝又の離脱は痛い(怪我が軽いことを祈るのみ・・)が、長いシーズンをFW二人で乗り切れるはずはない。いつか必ずこんな時期がやってきただろう。代わりに他の戦力を試せる絶好機と考え前向きに考えればいい。他の選手の奮起にも期待する。 また、かなりの新戦力を起用しているゼルビア。今日を見るかぎりではまだまだ連携がうまくいっていないようだ。今後日々の練習とシーズンを消化してゆく中で右肩上りに連携を高めてもらい、最後に笑えるようになればいいと思う。全34試合、全部勝てるワケはない。目指すのは4位以内。落とすゲームは必ずある。それを糧に変えて、一歩一歩進んでもらいたい。 予定より20分遅れでの開場。運営も「これから」です。怪我で登録外の酒井主将にチケットもぎってもらいました! 今季もサインボール投げ入れは継続。珍しく自分の所(最上段)まで2個飛んできたのですが、左右それぞれの人にまさに10cmの差で取られてしまいましたw 「あーこれ誰のですかねー?」「うーん、19番ですかねー?」なんてのんびりした会話で盛り上がりましたw ニューウェーブはゼルビアと比べていいガタイの選手が多い印象。お目当ての藤吉信次は不在でした。 CURVAはバック側のコーナー付近へ移動。 北九州な方々。遠いところまでお疲れ様です。 強い風の中、ゼルビアチアが一生懸命がんばりました。 オレンジの変なのはJCOMのキャラクター。ゼルビアは結局一番無難な「カワセミ」が採用されました。(この日は不在) この日は監督が「読売対決」でもあったのですね。メキシコW杯最終予選の韓国戦に秘密兵器として登場した二人・戸塚哲也と与那城ジョージ。でもその二人は実に対照的。ほとんど動かない「静」の戸塚に対して・・ 試合中ベンチに座ることなく指示を出しっ放しの「動」の与那城。勝利の瞬間の握りこぶしはアツかった!
by fctokyo12
| 2009-03-23 02:02
| FC町田ゼルビア
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