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苦しい試合でした。
「やられた」と思ったシーンが何度あったことでしょう。 でもそれを凌いで耐えて・・もぎ取った勝ち点3。 選手・スタッフをはじめとするチーム関係者、そしてスタジアムにかけつけたサポーター、みんなの思いが結実した結果ですね! 『共に闘おう!』 有言実行の勝利、本当によかった! 東京 1-0 新潟 新潟のセットプレイのたびに肝を冷やした記憶が残る。7番・松下が蹴るボールの軌道は触っても触らなくてもゴールに向かってくる実にいやらしいもの。このセットプレイで失点しなかったことは奇跡と言ってもいいくらいでしょう。よかったぁ。。 それに東京の動きも明らかにちぐはぐ。 先発フォーメーションは、最近の試合で左サイドに張ることの多いカボレを固定せず平山と2人が中央に位置。右の石川は高い位置で張り出し、左にはエメルソンが入る。中盤の底のラインに今野・羽生が並ぶ組み合わせ。これがはまらなかった。 カボレの位置は相手の裏をかいたのかもしれないが、中央ではボールを引き出せず動きが平山と被る場面も多かった。石川はカウンターでボールを受けた場面では好機を演出したが、位置取りが高く間延びしてしまい遅攻ではボールに絡めない。そしてエメルソン。左エリアで受けてもプレイの判断が遅く、併せてパスの精度が著しく低く何度もボールを失いカウンターの起点となってしまった。肝心のカボレとのコンビプレイも距離間が合わずに皆無。周囲の動き出しの問題もあるが、あの出来では45分で交代せざるを得ないだろう。 そして見た目この4人が高い位置で横に並ぶような”4トップ”気味だったため、2ボランチとの間に出来た中盤の広大なスペースを埋めきれず、終始後手に回ってしまった印象。石川・エメルソンがもう少し下がり中のスペースを意識出来ればよかった(神戸戦と同じような印象)。ボール奪取の場面で珍しく(?)今野が目立っていたことと、本来は梶山の役割を羽生が懸命にこなしていたことでギリギリ凌げていたと思う。本来は今日のエメルソンの位置(攻撃が主。ガンガン裏に飛び出してゆくスタイル)に羽生を置きたいが、梶山の出場停止で守備的に使わざるを得なかったことが残念だ。「浅利をボランチ、羽生は2列目って手は打てなかったのかなぁ?」なんて考えてもみたりした。「或いはブルーノがいれば・・」なんてところまでも。。 そして長友は彼の持ち味のキレが見られなかった。競り合いで瞬間的に身体を入れ替えられたり、集中し切れてない時間帯も見受けられた。かなり疲れが溜まっているのだろう。でも残り少ないシーズン、最後までがんばってもらいたい。 それに「試合感覚が戻りきっていないのかな?」と浄の動きを見て感じた。個々のプレイ選択の判断が遅かったし、オーバーラップへの意欲が見えなかった。新潟のサイド攻撃は全く機能していなかったし、東京のサイド攻撃は右のみだったことを考えても、もっと積極的に攻撃参加してもらいたっかった。好調時の長友の動き出しの速さと比較してしまうとかなりもの足りなかった。守備は計算できるだけに自信を持って挑んでもらいたい。 かなりダメ出ししてしまいましたが、これも「負けられない」という重圧も少なからず影響してるのかもしれませんね。 でもそんな状況下での勝ち点3。 昨年までだったらあっけなく失点して零敗・・なんてケースもありえると考えると実に頼もしいです。 これで昨年の ”亜△亜チャンピオン=世▽3位=敗戦後のピッチで選手間で喧嘩するチーム=勝ってもサポに罵倒されるチーム” を抜いての5位浮上!(気持ちいい!) 残る一戦。相手も究極の状況下という戦いになりますが、我々の目指すものは揺るがない! 自分たちがやることをピッチで体現するだけです。 そうすれば結果は必ずついてくる。 やりきりましょう! ※そしてなんといっても 【コレ】 最高!
by fctokyo12
| 2008-11-30 23:55
| FC東京
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